113PM050|第113回 看護師国家試験 過去問
高齢という理由で高齢者を画一的に捉え、差別することを意味するのはどれか。
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正解: 1
正答
1.エイジズム
この問題のポイント
高齢者を「年齢だけ」で評価し、その年齢を理由に画一的な見方をすることを指す概念です。看護現場では、無意識に「高齢だから動けない」「学習が難しい」といった偏見をもつことが多く、その行動が患者のケアの質を損なう可能性があります。
解説
「エイジズム」とは、年齢を理由にした偏見やステレオタイプを指します。高齢者を「必ずしも体力が劣る」「社会参加が難しい」と一括りに捉えることにより、個々の能力や生活スタイルを無視してしまうリスクがあります。このような態度は、医療・介護現場でよく見られ、患者の尊厳や意思決定の機会を損なう可能性があります。看護師として、高齢者の多様性を尊重し、個々の状況を正確に理解することが求められます。
選択肢の確認
1.エイジズム:年齢を理由にした偏見・差別を意味し、高齢者を画一的に捉えること。正解。
2.アディクション:アルコールや薬物への依存を指す。年齢差別とは関係ない。
3.パターナリズム:強者の意思で介入すること。年齢に基づく差別とは異なる。
4.アンチエイジング:加齢を防ぐ取り組み。差別を意味しない。
覚えるポイント
「高齢=弱い」「高齢=学習不能」という思い込みは、エイジズムです。看護師は、高齢者一人ひとりの生活経験や能力を尊重し、その人としての「個性」を認める姿勢が大切です。