113PM013|第113回 看護師国家試験 過去問
正期産となる出産時期はどれか。
解答・解説を見る
正解: 3
正答
3.妊娠37週0日から41週6日
この問題のポイント
正期産の定義は、日本産科婦人科学会が定めた基準に従い、胎児の成熟度と母体負担のバランスを考慮した期間です。この範囲は、分娩リスクが最も低いとされ、臨床的にも最も安全とされています。特に、早産や過期産の境界を理解することは、看護師としての判断力に直結します。
解説
正期産とは、妊娠37週0日から41週6日までの分娩を指します。この期間では胎児は生理的成熟を達成しており、呼吸、体温、反射などの機能が整っており、母子ともにリスクが最小化されます。妊娠22週未満は流産、22週〜36週6日は早産、42週0日以降は過期産とされ、それぞれに特有のリスク(例:未熟児網膜症、胎便吸引症候群)が伴います。したがって、正期産の範囲は37週0日から41週6日と明確に定義されています。
選択肢の確認
1.妊娠35 週0日から39 週6日:35週〜36週は早産に該当するため、正期産の定義に含まれない。
2.妊娠36 週0日から40 週6日:36週は早産の範囲に含まれ、正期産の開始点(37週)を下回っている。
3.妊娠37 週0日から41 週6日:正期産の定義に一致し、日本産科婦人科学会の基準と一致。
4.妊娠38 週0日から42 週6日:42週以降は過期産に分類されるため、含まれる期間は不適切。
覚えるポイント
「37週から41週6日」は、母子安全を最優先に考える看護師が必ず把握すべき基本的な知識です。分娩時期の分類は、新生児の健康や対応計画の立案において極めて重要です。