39PM130|第39回 管理栄養士国家試験 過去問
臨床栄養学第39回午後・問111〜136
神経疾患の病態、診断および栄養管理に関する記述である。 最も適当なのはどれか。1つ選べ。
解答・解説を見る
正解: 3
正答
3
この問題のポイント
神経疾患の病態・診断・栄養管理に関する正しい記述はどれかを問う問題です。
解説
パーキンソン病は運動機能が障害される病気で、進行すると嚥下障害がみられ、誤嚥や食事量低下の原因になります。
選択肢の確認
1.食行動異常は、認知症の中核症状である。
最も適当とはいえない。認知症の中核症状は記憶障害や見当識障害などで、食行動異常は周辺症状(行動・心理症状)です。
2.認知症のスクリーニングには、DESIGN-R®が用いられる。
最も適当とはいえない。DESIGN-Rは褥瘡の評価スケールです。認知症には長谷川式やMMSEなどを用います。
3.パーキンソン病では、嚥下障害がみられる。
最も適当である。パーキンソン病では嚥下障害がしばしばみられ、誤嚥のリスクとなります。
4.パーキンソン病では、エネルギー目標量を安静時エネルギー消費量の2倍とする。
最も適当とはいえない。一律に2倍とはしません。振戦などで消費が増える場合もありますが、状態に応じて設定します。
5.レボドパ(L-ドーパ)は、薬の効果を高めるために、高たんぱく質食と一緒に内服する。
最も適当とはいえない。たんぱく質はレボドパの吸収を妨げるため、高たんぱく質食と一緒の内服は効果を下げます。
覚えるポイント
- パーキンソン病は嚥下障害を起こしやすい。
- 認知症の中核症状は記憶障害・見当識障害など。
- レボドパはたんぱく質で吸収低下、DESIGN-Rは褥瘡評価。