39PM114第39回 管理栄養士国家試験 過去問

臨床栄養学第39回午後・問111〜136

傷病者のエネルギー必要量に関する記述である。 最も適当なのはどれか。1つ選べ。

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正解: 4

正答

4

この問題のポイント

傷病者のエネルギー必要量に関する正しい記述はどれかを問う問題です。

解説

ハリス-ベネディクトの式は、基礎エネルギー消費量(基礎代謝量に相当)を推定する式です。
実際の必要量は、これに活動係数やストレス係数を掛けて求めます。
安静時エネルギー消費量は、間接熱量計(呼気ガス分析)で実測できます。

選択肢の確認

1.ハリス- ベネディクト(Harris-Benedict)の式で算出された値は、推定エネルギー必要量である。
最も適当とはいえない。算出されるのは基礎エネルギー消費量で、必要量はこれに活動・ストレス係数を掛けて求めます。
2.ハリス- ベネディクト(Harris-Benedict)の式には、体表面積を用いる。
最も適当とはいえない。この式は身長・体重・年齢・性別を用い、体表面積は使いません。
3.脳梗塞により意識障害をきたした患者のエネルギー必要量は、基礎代謝量の1.5 倍とする。
最も適当とはいえない。意識障害で活動が少ない場合、一律に1.5倍とはせず病態に応じて設定します。過大投与になり得ます。
4.安静時エネルギー消費量は、間接熱量計で測定できる。
最も適当である。間接熱量計により呼気ガスから安静時エネルギー消費量を実測できます。
5.重症熱傷患者では、NPC/N を健常時より高くする。
最も適当とはいえない。重症熱傷では異化が亢進しタンパク需要が高いため、NPC/N(非タンパクカロリー窒素比)はむしろ低めに設定します。

覚えるポイント

  • ハリス-ベネディクトの式=基礎エネルギー消費量を推定。
  • 安静時エネルギー消費量は間接熱量計で実測可能。
  • 重症熱傷はタンパク需要増でNPC/Nを低くする。

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