39AM29第39回 管理栄養士国家試験 過去問

人体の構造と機能及び疾病の成り立ち第39回午前・問17〜42

循環器疾患に関する記述である。最も適当なのはどれか。1つ選べ。

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正解: 2

正答

2

この問題のポイント

心室細動、深部静脈血栓症、右心不全、BNP、貧血と心不全の関係を問う問題です。

解説

深部静脈血栓症では下肢の静脈にできた血栓がはがれ、肺の血管に詰まって急性肺塞栓(肺血栓塞栓症)を起こすことがあります。
心室細動では心臓が有効に拍出できず、心拍出量はほぼゼロになります。
右心不全では全身のうっ血(浮腫・肝腫大)がみられ、肺うっ血は左心不全の所見です。
心不全ではBNPが上昇します。
重度の貧血では酸素運搬能低下を補うため心拍出量が増える高拍出性心不全がみられます。

選択肢の確認

1.心室細動では、心拍出量が増加する。
誤り。心室細動では有効な拍出ができず心拍出量は激減します。

2.深部静脈血栓症では、急性肺塞栓を起こす。
最も適当。血栓が肺に飛び急性肺塞栓を起こします。

3.右心不全では、肺うっ血がみられる。
誤り。肺うっ血は左心不全の所見で、右心不全は全身うっ血です。

4.心不全では、血中BNP(脳性ナトリウム利尿ペプチド)値が低下する。
誤り。心不全でBNPは上昇します。

5.重度の貧血では、低心拍出性心不全がみられる。
誤り。重度貧血では高拍出性心不全がみられます。

覚えるポイント

  • 深部静脈血栓症→急性肺塞栓のリスク。
  • 左心不全は肺うっ血、右心不全は全身うっ血。
  • 心不全でBNP上昇、重度貧血は高拍出性心不全。

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