38AM9第38回 管理栄養士国家試験 過去問

社会・環境と健康第38回午前・問1〜16

わが国の歯科口腔保健に関する記述である。誤っているのはどれか。1 つ選べ。

解答・解説を見る

正解: 4

正答

4

この問題のポイント

歯科口腔保健の指標や施策について、誤っている記述を選ぶ問題です。

解説

設問は「誤っているのはどれか」なので、記述として誤っているものが正答です。

歯周病の程度を示す指標として地域歯周疾患指数(CPI)が用いられます。8020運動は「80歳で20本以上の自分の歯を保とう」という啓発運動です。う歯(むし歯)予防にはフッ化物による歯質強化が有効です。糖尿病は歯周病のリスク因子として知られています。

学校保健統計調査では、児童・生徒のむし歯(う歯)のある者の割合は近年減少傾向にあります。したがって「増加している」という記述が誤りです。

選択肢の確認

1.歯周病の程度を示す指標として、地域歯周疾患指数(CPI)が用いられている。
記述としては正しい。CPIは歯周病の程度を評価する指標です。

2.「一生自分の歯で食べること」を目標にした啓発運動として、「8020(ハチマルニイマル)運動」がある。
記述としては正しい。80歳で20本以上の歯を保つことを目標にした運動です。

3.う歯の予防対策として、フッ化物による歯質強化対策がある。
記述としては正しい。フッ化物塗布やフッ化物洗口などが行われています。

4.最近10 年間の学校保健統計調査によると、児童・生徒のむし歯(う歯)のある者の割合は増加している。
正答。記述としては誤り。むし歯のある者の割合は近年減少傾向にあります。

5.歯周病のリスク因子に糖尿病がある。
記述としては正しい。糖尿病は歯周病を悪化させるリスク因子です。

覚えるポイント

  • CPI=地域歯周疾患指数、歯周病の程度の指標
  • 8020運動=80歳で20本以上の歯を保つ
  • 児童・生徒のむし歯のある者の割合は減少傾向
  • 糖尿病と歯周病は相互に悪影響(双方向の関係)

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