38AM57第38回 管理栄養士国家試験 過去問

食べ物と健康第38回午前・問43〜67

あるトマトジュースの表示である(図)。図のa~cに該当する数値の組合せとして、最も適当なのはどれか。1 つ選べ。 a    b     c 図の表示内容 品名:トマトジュース(濃縮トマト還元) 原材料名:トマト(輸入又は国産) 内容量:200 mL 栄養成分表示(1本200 mL 当たり):エネルギー a kcal、たんぱく質2 g、脂質0 g、炭水化物9 g(糖質 b g、食物繊維2 g)、ナトリウム70 mg(食塩相当量 c g) 「食塩は使用しておりません」と表示されている。

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正解: 2

正答

2

この問題のポイント

トマトジュースの表示から、a(エネルギー)、b(糖質)、c(食塩相当量)を順に計算する問題です。計算に使う数値と換算係数を整理すると迷いません。

解説

図には、1本200 mL当たり、たんぱく質2 g、脂質0 g、炭水化物9 g、食物繊維2 g、ナトリウム70 mgと示されています。

まず糖質を求めます。

  • 糖質 = 炭水化物-食物繊維
  • 9-2 = 7 g

次にエネルギーを求めます。糖質とたんぱく質は4 kcal/g、脂質は9 kcal/g、食物繊維は2 kcal/gで計算します。

  • 糖質:7×4=28 kcal
  • たんぱく質:2×4=8 kcal
  • 脂質:0×9=0 kcal
  • 食物繊維:2×2=4 kcal
  • 合計:28+8+0+4=40 kcal

最後に食塩相当量を求めます。

  • 食塩相当量 g = ナトリウム mg×2.54÷1,000
  • 70×2.54÷1,000=0.1778 g
  • 表示単位に合わせて丸めると0.2 g

したがって、a40、b7、c0.2の組合せが最も適当です。「食塩不使用」は食塩相当量が必ず0という意味ではなく、原料由来のナトリウムも食塩相当量に換算されます。

図で見るポイント
「炭水化物9 g」の内訳として「糖質b g・食物繊維2 g」が示されていることと、「ナトリウム70 mg」が示されていることを確認します。

選択肢の確認

1.40 ── 7 ── 0
適当ではない。a40とb7は正しいですが、ナトリウム70 mgは食塩相当量0.2 gとなるため、cの0が誤りです。

2.40 ── 7 ── 0.2
最も適当である。エネルギー40 kcal、糖質7 g、食塩相当量0.2 gのすべてが計算結果と一致します。

3.40 ── 11 ── 0
適当ではない。糖質は9-2=7 gであり11 gではありません。また、食塩相当量は0.2 gです。

4.48 ── 7 ── 0.2
適当ではない。b7とc0.2は正しいですが、食物繊維を2 kcal/gで計算した総エネルギーは40 kcalであり、48 kcalではありません。

5.48 ── 11 ── 0
適当ではない。エネルギー、糖質、食塩相当量のいずれも計算結果と一致しません。

覚えるポイント

  • 糖質=炭水化物-食物繊維
  • 食物繊維のエネルギー換算係数は2 kcal/g
  • 食塩相当量 g=ナトリウム mg×2.54÷1,000
  • 「食塩不使用」でも、原料由来のナトリウムがあれば食塩相当量は0とは限らない

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