37AM74|第37回 管理栄養士国家試験 過去問
基礎栄養学第37回午前・問68〜81
絶食時の脂質代謝に関する記述である。最も適当なのはどれか。1 つ選べ。
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正解: 5
正答
5
この問題のポイント
絶食(飢餓)時の脂質代謝の方向を理解しているかが問われています。
解説
絶食時はグルカゴンが優位となり、脂肪組織のホルモン感受性リパーゼが活性化して脂肪分解が進み、血中遊離脂肪酸が増加します。
肝臓で脂肪酸からケトン体が作られ血中に増加し、脳などのエネルギー源になります。
選択肢の確認
1.血中のキロミクロンが増加する。
誤り。キロミクロンは食後の脂質吸収で増え、絶食時は減少します。
2.脂肪組織では、ホルモン感受性リパーゼ活性が低下する。
誤り。絶食時はホルモン感受性リパーゼが活性化します。
3.血中の遊離脂肪酸が減少する。
誤り。脂肪分解で遊離脂肪酸は増加します。
4.筋肉では、エネルギー源としての脂肪酸の利用が抑制される。
誤り。絶食時は筋肉で脂肪酸利用が亢進します。
5.血中のケトン体が増加する。
最も適当である。肝でケトン体が作られ血中に増加します。
覚えるポイント
- 絶食時はホルモン感受性リパーゼ活性化で脂肪分解亢進
- 遊離脂肪酸・ケトン体が増加
- キロミクロンは食後に増加