36PM151|第36回 管理栄養士国家試験 過去問
公衆栄養学第36回午後・問137〜152
プリシード・プロシードモデルに基づいた、成人を対象とした肥満改善プログラムを実施した。プログラム終了時の評価項目である。経過評価の指標として、最も適当なのはどれか。1 つ選べ。
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正解: 5
正答
5
この問題のポイント
プリシード・プロシードモデルにおける評価の種類(経過評価、影響評価、結果評価)の区別を問う問題です。
解説
プログラムの評価は段階に応じて種類が分かれます。
経過評価(プロセス評価)は、プログラムが計画どおり実施されているかを評価するもので、参加者数、参加率、継続率、実施状況、参加者の満足度などが指標になります。
影響評価は、プログラムによって知識・態度・行動や環境などが変化したかを評価するもので、食行動や食知識の変化(例:主食・主菜・副菜のそろった食事をする者の割合、栄養成分表示を見る者の割合)が指標になります。
結果評価は、最終的な健康状態やQOLの変化を評価するもので、肥満者の割合や脂質異常症の者の割合などが指標になります。
選択肢の確認
1.肥満者(BMI 25 kg/m²以上)の割合
誤り。肥満者の割合は健康状態の指標であり、結果評価の指標です。
2.脂質異常症の者の割合
誤り。疾病の有病状況は健康状態の指標であり、結果評価の指標です。
3.主食・主菜・副菜がそろった食事をする者の割合
誤り。食行動の変化を示す指標であり、影響評価の指標です。
4.食品購入時に栄養成分表示を見る者の割合
誤り。食行動(準備要因・行動の変化)を示す指標であり、影響評価の指標です。
5.プログラムに継続して参加した者の割合
最も適当。継続参加率はプログラムの実施状況を示す指標であり、経過評価(プロセス評価)の指標です。
覚えるポイント
- 経過評価=実施状況(参加率、継続率、満足度など)。
- 影響評価=知識・態度・行動・環境の変化。
- 結果評価=健康状態・QOLの変化(肥満者の割合、有病率など)。