36AM85|第36回 管理栄養士国家試験 過去問
日本人の食事摂取基準(2020 年版)における成人の食塩相当量の目標量に関する記述である。最も適当なのはどれか。1 つ選べ。
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正解: 4
正答
4
この問題のポイント
日本人の食事摂取基準(2020年版)で、成人の食塩相当量の目標量をどのように設定したかを問う問題です。理想的な予防目標と、日本人の実際の摂取状況の両方が考慮されています。
解説
成人の食塩相当量の目標量は、WHOが推奨する1日5 g未満と、国民健康・栄養調査における性別・年齢階級別の摂取量中央値との中間値を基礎とし、年齢階級間の平滑化を行って設定されました。これは、生活習慣病予防のための望ましい値と、実際の摂取状況からみた実行可能性の間をとった考え方です。
2020年版の18歳以上の目標量は、男性7.5 g/日未満、女性6.5 g/日未満です。ただし、高血圧や慢性腎臓病の重症化予防で用いる値と、一般成人の目標量は区別します。
選択肢の確認
1.WHO が推奨している量とした。
適当でない。WHOの推奨量は設定の一方の根拠ですが、その5 g/日未満をそのまま日本人成人の目標量にしたわけではありません。
2.日本高血圧学会が推奨している量とした。
適当でない。日本高血圧学会の減塩目標は高血圧患者の管理で重要ですが、一般成人の目標量にその値をそのまま採用したのではありません。
3.国民健康・栄養調査における摂取量の中央値とした。
適当でない。摂取量の中央値は設定根拠の一方ですが、中央値そのものではなく、WHO推奨量との中間値を用います。
4.WHO が推奨している量と国民健康・栄養調査における摂取量の中央値との中間値とした。
最も適当。WHO推奨量と国民健康・栄養調査の摂取量中央値との中間値を基礎にしています。
5.健康日本21(第二次)の目標値とした。
適当でない。健康日本21(第二次)の目標値を、性別の成人目標量としてそのまま採用したものではありません。
覚えるポイント
- 食塩目標量はWHO推奨量と摂取量中央値の中間
- WHOの推奨は食塩5g未満
- 2020年版の18歳以上の目標量は男性7.5 g/日未満、女性6.5 g/日未満