78AM95|第78回 診療放射線技師国家試験 過去問
C-D〈contrast-detail〉曲線を図に示す。 曲線のうち低コントラストの識別能が最も高いのはどれか。

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正解: 1
正答
1.ア
図の見方
提示図はC-D〈contrast-detail〉曲線です。
横軸は直径、縦軸はコントラストを示しています。
C-D曲線は、「どのくらい小さく、どのくらい低コントラストの物体まで識別できるか」を表す曲線です。
一般に、C-D曲線では、
- 曲線が下にあるほど:より低コントラストの物体を識別できる
- 曲線が左にあるほど:より小さい物体を識別できる
- 曲線が左下にあるほど:識別能が高い
と判断します。
なぜアが正しいか
低コントラスト識別能が高いとは、同じ大きさの対象を、より小さいコントラスト差で見分けられるという意味です。
図では、アの曲線が最も下側に位置しています。
つまり、同じ直径の対象を比較したとき、アは最も低いコントラストで識別できることを示しています。
したがって、低コントラストの識別能が最も高いのはアです。
C-D曲線の読み方
C-D曲線は、識別の限界を示す曲線です。
例えば、ある直径の信号を見たいとき、その直径に対応する曲線上のコントラストが「見えるために必要な最小コントラスト」です。
そのため、曲線が高い位置にあるほど、見えるために大きなコントラストが必要です。
逆に、曲線が低い位置にあるほど、少ないコントラスト差でも見分けられるため、低コントラスト識別能が高いといえます。
他の選択肢との区別
1.ア
正しいです。
最も左下に位置する曲線であり、低コントラスト・小径の対象を最も識別しやすいことを示します。
2.イ
誤りです。
アより上側に位置しており、同じ直径の対象を識別するにはアより高いコントラストが必要です。
3.ウ
誤りです。
図の中央付近を通る曲線で、アやイよりも低コントラスト識別能は低いです。
4.エ
誤りです。
さらに右上寄りに位置しており、低コントラストの対象を識別する能力はアより低くなります。
5.オ
誤りです。
最も右上寄りの曲線であり、識別にはより大きな直径または高いコントラストが必要です。
低コントラスト識別能が最も高い曲線ではありません。
覚えるポイント
C-D曲線では、曲線が左下にあるほど画質・識別能が良いと考えます。
- 下にある:低コントラストを識別しやすい
- 左にある:小さい対象を識別しやすい
- 左下にある:総合的に識別能が高い
本問では、最も左下にあるアが、低コントラストの識別能が最も高い曲線です。
