77PM45|第77回 診療放射線技師国家試験 過去問
基礎医学大要消化器、腹壁、腹膜腹壁・腹膜の構造と機能
Douglas〈ダグラス〉窩に隣接するのはどれか。
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正解: 3
正答
3
この問題のポイント
Douglas〈ダグラス〉窩は、女性骨盤内の腹膜陥凹で、子宮と直腸の間にあります。
正式には直腸子宮窩と呼ばれます。
解説
Douglas〈ダグラス〉窩は、女性の骨盤腔で腹膜が落ち込んでできる最も低い部分です。
位置としては、前方に子宮、後方に直腸があります。したがって、Douglas〈ダグラス〉窩に隣接する臓器として重要なのは直腸です。
臨床的には、腹腔内出血、腹水、膿瘍、子宮内膜症病変などが貯留・存在しやすい部位として重要です。超音波検査、CT、MRI で骨盤内液体貯留を評価するときにも確認されます。
男性では子宮がないため、対応する腹膜陥凹として膀胱直腸窩が重要になります。
画像診断でのポイント
女性骨盤では、膀胱、子宮、直腸の前後関係を押さえます。
Douglas〈ダグラス〉窩は、子宮の後方、直腸の前方です。
選択肢の確認
1.誤り。
仙骨は骨盤後壁を構成する骨で、直腸の後方にあります。Douglas〈ダグラス〉窩と直接隣接する代表臓器として選ぶものではありません。
2.誤り。
恥骨は骨盤前方の骨です。女性骨盤では恥骨の後方に膀胱があり、Douglas〈ダグラス〉窩はさらに後方の子宮と直腸の間にあります。
3.正しい。
Douglas〈ダグラス〉窩は子宮と直腸の間にある腹膜陥凹です。直腸に隣接します。
4.誤り。
盲腸は右下腹部に位置する大腸の一部です。Douglas〈ダグラス〉窩に隣接する代表的構造ではありません。
5.誤り。
下行結腸は左側腹部を下行する大腸です。Douglas〈ダグラス〉窩に直接隣接する構造ではありません。
覚えるポイント
- Douglas〈ダグラス〉窩は直腸子宮窩です。
- 女性では、子宮と直腸の間にあります。
- Douglas〈ダグラス〉窩は骨盤腔の低い位置にあり、液体が貯留しやすいです。
- 骨盤画像では、膀胱、子宮、直腸の前後関係を確認します。
- 男性では対応する部位として膀胱直腸窩を考えます。