77AM25第77回 診療放射線技師国家試験 過去問

放射線治療技術学照射術式密封小線源

永久挿入密封小線源治療で用いられる線源はどれか。 2 つ選べ。

2つ選択
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正解: 2・5

正答

2、5

この問題のポイント

この問題は 2 つ選べ の問題です。

永久挿入密封小線源治療では、体内に線源を留置し、取り出さずに治療を行います。

用いられる代表的な線源は、¹²⁵I¹⁹⁸Au です。

解説

小線源治療は、線源を病変の近く、または病変内に配置して高い線量を局所的に与える治療です。

線源を一定期間だけ挿入して取り出す方法を一時挿入といい、線源を体内に留置したままにする方法を永久挿入といいます。

永久挿入に用いる線源には、比較的エネルギーが低く、局所に線量を集中させやすいものが用いられます。

¹²⁵I は、前立腺癌の永久挿入療法でよく知られる線源です。

¹⁹⁸Au は、金グレインとして永久挿入密封小線源治療に用いられる線源です。

一方、⁶⁰Co¹³⁷Cs は、遠隔操作式後装填法や腔内照射などで用いられてきた線源で、永久挿入の代表ではありません。

¹³¹I は甲状腺疾患などで用いられる非密封放射性医薬品であり、密封小線源ではありません。

ひっかけポイント
「治療用核種」と「永久挿入密封小線源」は区別します。
¹³¹I は治療に使われますが、非密封線源であり、永久挿入密封小線源ではありません。

永久挿入と一時挿入の違い

  • 永久挿入:線源を体内に留置したままにする。
  • 一時挿入:一定時間照射後、線源を体外へ取り出す。
  • 密封線源:放射性物質がカプセルなどに封入されている。
  • 非密封線源:放射性医薬品として体内に投与される。

選択肢の確認

1.誤り。
⁶⁰Co は高エネルギー γ 線を放出する線源で、遠隔照射装置や一部の小線源治療装置で用いられてきました。

永久挿入密封小線源治療に用いられる代表的な線源ではありません。

2.正しい。
¹²⁵I は、前立腺癌などの永久挿入密封小線源治療で用いられる代表的な線源です。

したがって、この選択肢は正しいです。

3.誤り。
¹³¹I は、甲状腺癌やバセドウ病などの治療で用いられる非密封放射性医薬品です。

永久挿入される密封小線源ではありません。

4.誤り。
¹³⁷Cs は、腔内照射などの小線源治療で用いられてきた線源ですが、永久挿入密封小線源治療の代表ではありません。

この問題では、¹²⁵I と ¹⁹⁸Au を選びます。

5.正しい。
¹⁹⁸Au は、金グレインとして永久挿入密封小線源治療に用いられる線源です。

したがって、この選択肢は正しいです。

覚えるポイント

  • 永久挿入密封小線源治療の代表は ¹²⁵I¹⁹⁸Au
  • ¹²⁵I は前立腺癌のシード治療で重要。
  • ¹⁹⁸Au は金グレインとして用いられる。
  • ¹³¹I は非密封放射性医薬品であり、密封小線源ではない。
  • ⁶⁰Co や ¹³⁷Cs は永久挿入の代表としては選ばない。

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