111Q019|第111回 薬剤師国家試験 過去問
「日本人の食事摂取基準(2020 年版)」において、摂取量を増やすことを目指す 栄養素として目標量が設定されているのはどれか。1つ選べ。
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正解: 3
正答
3
この問題のポイント
「日本人の食事摂取基準(2020年版)」の目標量は、生活習慣病予防のため当面目標とする摂取量です。設定の有無と、増やす・減らす方向を区別します。
解説
カリウムには、望ましい摂取量を目指して増やす方向の目標量が設定されています。カリウム摂取はナトリウム排泄などに関係し、血圧管理の観点から重視されます。ナトリウムにも目標量はありますが、食塩の過剰摂取を抑えるため減らす方向です。ナイアシンは推定平均必要量・推奨量など、ビオチンは目安量、リンは目安量と耐容上限量が中心で、本問が問う「増やすことを目指す目標量」には該当しません。
選択肢の確認
1.ナイアシン:必要量を満たすための推定平均必要量・推奨量などが設定されるビタミンです。
2.ビオチン:目安量が設定されており、増加方向の目標量を問う本問には該当しません。
3.カリウム:正答。生活習慣病予防の観点から、摂取を増やす方向で目標量が設定されています。
4.ナトリウム:目標量は設定されますが、食塩摂取を減らす方向の基準です。
5.リン:目安量や耐容上限量が設定され、増加を目指す目標量ではありません。
覚えるポイント
目標量は「設定されているか」だけでなく方向も確認します。カリウムは増やす、ナトリウムは減らす、と対比します。