109Q049|第109回 薬剤師国家試験 過去問
液体の表面張力を測定する方法はどれか。1つ選べ。
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正解: 4
正答
4
この問題のポイント
表面張力は、液滴が毛細管先端から離れるときの重さと、滴を保持する表面張力との釣合いから測定できます。
解説
滴重法では、一定半径の管端から落下する液滴の質量または一定滴数の総質量を測ります。滴が落ちる直前には液滴に働く重力と管端周囲の表面張力が対応するため、既知の補正係数や標準液との比較を用いて表面張力を求められます。設問の他の方法は、溶解平衡、粒子の沈降、界面への物質の集積、化学反応の進行を調べるものであり、液体表面の収縮力を直接評価しません。
選択肢の確認
1.溶解度法:一定条件で溶媒に溶ける物質量を測る方法で、表面張力測定ではありません。
2.沈降法:分散粒子の沈降速度などから粒径や分散性を評価します。
3.吸着法:固体表面などへ吸着する量や吸着等温線を調べる方法です。
4.滴重法:正答。管端から落下する液滴の重さを利用して表面張力を求めます。
5.反応速度法:濃度の時間変化から反応速度や速度定数を求めます。
覚えるポイント
表面張力の代表的測定法には滴重法のほか、毛細管上昇法、輪環法、液滴法などがあります。