109Q039第109回 薬剤師国家試験 過去問

DNA ジャイレース及びトポイソメラーゼⅣを阻害することで、細菌のDNA 複 製を抑制する抗菌薬はどれか。1つ選べ。 1 2 OH OH O O O OH HN NH2 N N OH N H H H CO2H F HO CH3 CH3 O H3C 3 HO O H H H NH2 H HO H2N H HO O H H O H OH H HO H HO H O H OH H H H NH2 NH2 4 5 H CH3 CO2H O H H3C N H CH3 N H N H2N H CH3 CH3 HO CH3 H S H OH H3C CH3 CH3 H HO O H O O HO O H H H CH3 CH3 CH3 N H H H H O O O H H OH HO CH3 CH3 O CH3 H H CH3

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正解: 1

正答

1

この問題のポイント

DNAジャイレースとトポイソメラーゼIVの阻害はフルオロキノロン系の機序です。画像ではフルオロキノロン母核を探します。

解説

画像の選択肢1はシプロフロキサシンで、4-キノロン骨格上にカルボキシ基、ケト基、フッ素、ピペラジン環、シクロプロピル基をもちます。細菌のDNAジャイレースとトポイソメラーゼIVに作用し、DNAの切断と再結合の過程を妨げて複製を阻害します。残る構造はテトラサイクリン系、アミノグリコシド系、ペニシリン系、マクロライド系で、タンパク質合成または細胞壁合成を標的とします。

選択肢の確認

1.選択肢1(画像参照):正答。フルオロキノロン系のシプロフロキサシンで、二つの細菌トポイソメラーゼを阻害します。
2.選択肢2(画像参照):四環性骨格をもつテトラサイクリン系で、30SリボソームへのアミノアシルtRNA結合を妨げます。
3.選択肢3(画像参照):アミノ糖を連ねたアミノグリコシド系で、30Sに作用して翻訳を障害します。
4.選択肢4(画像参照):ペナム骨格をもつアモキシシリンで、PBPを阻害して細胞壁合成を妨げます。
5.選択肢5(画像参照):大環状ラクトンをもつマクロライド系で、50Sに結合してタンパク質合成を阻害します。

覚えるポイント

フルオロキノロンは「4-キノロン骨格、カルボキシ基、ケト基、フッ素」を構造上の目印にします。

109Q038109Q040
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