61AM069第61回 作業療法士国家試験 過去問

力学で誤っているのはどれか。

解答・解説を見る

正解: 1

正答

1

この問題のポイント

力学における単位の誤認が試験で頻出。特に「ワットは仕事の単位」という記述は、実際には仕事率(パワー)の単位であるため、誤り。単位の正確な対応を確認することで、臨床現場での誤解を防ぐ。

解説

作業療法士国家試験では、基本的な物理量と単位の関係を理解することが重要です。この問では、力、仕事、仕事率の単位を正しく区別することが求められます。
力は質量と加速度の積(F=ma)で、ニュートン(N)が単位です。仕事は力が方向に移動した距離に比例し、単位はジュール(J)です。仕事率(パワー)は単位時間あたりの仕事量であり、ワット(W)がその単位です。つまり、1W=1J/s です。
このように、ワットは「仕事の単位」とはならず、仕事率の単位としてのみ使用されます。臨床現場でエルゴメータの負荷を「ワット」と表現することはありますが、それは「仕事率」を意味するため、単位の誤解を避けなければなりません。

選択肢の確認

1.ワットは仕事の単位である。:誤り。仕事の単位はジュール。ワットは仕事率の単位。
2.ニュートンは力の単位である。:正しい。F=maより力の単位はニュートン。
3.力は質量と加速度との積である。:正しい。ニュートンの第2法則に基づく。
4.仕事は力と移動距離との積である。:正しい。W=F×d(力の方向に移動した距離)。
5.仕事率は単位時間当たりの仕事である。:正しい。P=W/t(J/s)=W。

覚えるポイント

「ワット=仕事の単位」とは言えない。
→ 仕事の単位=ジュール(J)
→ 仕事率の単位=ワット(W)
この2つの区別を、日常的なリハビリシーン(例:運動負荷測定)で意識することで、誤解を防ぎ、臨床判断の正確性を高めます。

61AM06861AM070
学習アプリでこの問題を解く(記録・メモ・カード化)