60AM042|第60回 作業療法士国家試験 過去問
小児の知能検査で用いられるのはどれか。
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正解: 5
正答
5.WISC
この問題のポイント
小児の知能評価では、発達段階に合った検査が重要です。特に5〜16歳の子どもを対象とした専門的な知能検査が求められ、その中で最も適切なのはWISC(Wechsler Intelligence Scale for Children)です。
解説
小児の知能を評価する際、年齢に応じた検査の使用が求められます。WISCは、Wechslerが開発した小児向けの知能検査で、小児から青年期の子どもに使用されます。この検査は、言語、記憶、空間、認知的処理などの能力を多様なタスクを通じて評価し、IQスコアを算出します。作業療法においては、子どもの認知的発達や学習環境の理解に寄与するため、この検査が頻繁に用いられます。
対比して、他の選択肢はいずれも「小児用でない」または「知能検査ではない」ため適切ではありません。例えば、MMPIやMMSEは人格・認知スクリーニングに用いられ、POMSは気分状態の評価に限られます。
選択肢の確認
1.MMPI:成人の人格・精神病理評価用の質問紙。小児対象でない。
2.MMSE:高齢者の認知機能スクリーニング。知能検査ではなく、小児には使用しない。
3.POMS:気分・感情の評価。知能とは無関係。
4.WAIS:成人(16歳以上)向けの知能検査。小児には不適切。
5.WISC:5〜16歳の小児を対象とした知能検査。正解。
覚えるポイント
「小児=WISC、成人=WAIS、幼児=WPPSI」という3つの検査の対象年齢をセットで記憶すると、迅速に判断できます。作業療法においては、子どもの認知的発達を理解するための基本的なツールとして、WISCが最も適切です。