59PM045|第59回 作業療法士国家試験 過去問
統合失調症の認知機能障害の改善に焦点を当てたプログラムで、パソコン上の教 育用ソフトウェア課題を用いるのはどれか。
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正解: 2
正答
2.NEAR
この問題のポイント
設問は、統合失調症の認知機能へ働きかける方法のうち、コンピュータ課題を使うものを尋ねています。各略語が「評価尺度」「訓練法」「本人が作る回復計画」のどれに当たるかを区別します。
解説
NEARは、注意、記憶、処理速度などを対象とする認知矯正の一つです。利用者の興味や達成感にも配慮しながらコンピュータ課題へ取り組み、学んだ方略を日常場面へ結び付けます。したがって、パソコン上の教育用ソフトウェア課題という条件に合うのはNEARです。LASMIとSFSは生活・社会機能を把握する評価尺度です。SCITは表情や他者の意図など社会的認知を扱う訓練、WRAPは本人が希望する生活と不調時の対処を整理する自己管理計画であり、本問の条件とは異なります。
選択肢の確認
1.LASMI:精神障害のある人の生活機能を多面的に評価する尺度です。
2.NEAR:正答。コンピュータ課題を利用して認知機能と方略の獲得を支援します。
3.SCIT:対人場面で必要な社会的認知を練習する方法です。
4.SFS:社会生活上の機能を評価する尺度です。
5.WRAP:本人が主体となって健康や回復のための行動計画を作る枠組みです。
覚えるポイント
NEARは認知矯正、SCITは社会的認知、LASMI・SFSは評価、WRAPは本人主体の回復計画と整理します。