120B1|第120回 医師国家試験 過去問
総合診療・救急・ケア総合診療医療面接・患者中心
患者中心型モデルに基づく面接に配慮した質問はどれか。
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正解: e
正解
e 「病気をされてから、何か生活に変化がありましたか」
解説
患者中心型医療の面接では、症状や検査値だけでなく、患者が病気をどう受け止め、生活や役割にどのような影響が出ているかを理解することが重要です。
この質問は、病いの体験や日常生活上の困りごとを引き出すものであり、患者中心型モデルに最も合致します。
各選択肢の検討
a 「いつから熱が続いていますか」
発熱期間を確認する質問であり、疾患の経過を把握するための医学的情報収集です。b 「血縁者に病気の方はいますか」
家族歴の確認であり、リスク評価として重要ですが、患者の病い体験そのものを尋ねてはいません。c 「喫煙歴について教えてください」
生活習慣の把握として有用ですが、病気による生活への影響や患者の思いを直接引き出す質問ではありません。d 「この薬は過去に服用したことがありますか」
薬剤歴の確認であり、診療上は重要ですが、患者中心型面接の中心となる問いではありません。e 「病気をされてから、何か生活に変化がありましたか」
病気が日常生活や社会的役割に与えた影響を尋ねており、患者の背景や価値観、困りごとを理解するための質問です。
覚えるポイント
- 患者中心型では、病名や症状だけでなく、患者の気持ち、生活への影響、期待や不安を聴くことが大切です。
- 国試では、医学的な情報収集の質問と、患者の体験を引き出す質問を区別して考えると解きやすくなります。