119E23|第119回 医師国家試験 過去問
社会医学・医療システム臨床研究・EBM診断特性・検査
ある検査におけるReceiver Operating Characteristic〈ROC〉曲線を別に示す。これを参考にカットオフ値を設定することとした。 偽陰性率が最も低いのはどれか。

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正解: a
正解
a ①
解説
偽陰性率は、実際には陽性であるのに陰性と判定される割合で、式では 1 − 感度 です。
したがって、偽陰性率を最も低くしたいなら、感度が最も高いカットオフ値を選ぶ必要があります。
ROC曲線では、縦軸が感度、横軸が1 − 特異度です。感度を高くする設定では偽陰性率は下がりますが、その代わり偽陽性率は上がりやすくなります。
この設問では、図中で最も感度が高い設定に相当するのが ① なので、偽陰性率が最も低いのは ① です。
判断の流れ
- 問われているのは偽陰性率。
- 偽陰性率は 1 − 感度。
- したがって、選ぶべきは感度が最も高い点。
- 図ではそれが ①。
ひっかけポイント
ROC曲線の問題では、偽陰性率と偽陽性率を取り違えやすいので注意します。
- 偽陰性率を下げたい → 感度を上げる
- 偽陽性率を下げたい → 特異度を上げる
この対応関係を押さえると、図の細かい形に迷わず解けます。