119A9|第119回 医師国家試験 過去問
外科系整形外科外傷・救急整形
肩関節脱臼で正しいのはどれか。
解答・解説を見る
正解: d
正解
d 再脱臼は若年者で生じやすい。
解説
肩関節脱臼は前方脱臼が圧倒的に多い。また、再発率は発症年齢が若いほど高く、若年者では再脱臼を起こしやすい。
各選択肢
- a 横隔神経麻痺の合併が多い。
誤り。合併しやすい神経障害は腋窩神経麻痺である。 - b 肩関節周囲炎の原因となる。
誤り。長期固定や不動で肩関節周囲炎を生じることはあるが、脱臼そのものが代表的原因ではない。 - c 後方に脱臼することが多い。
誤り。多いのは前方脱臼である。後方脱臼は、けいれんや電撃傷でみられることがある。 - d 再脱臼は若年者で生じやすい。
正しい。 - e 肩関節内転位で脱臼することが多い。
誤り。典型的な受傷肢位は外転、外旋、過伸展である。
覚えるポイント
- 肩関節脱臼は前方脱臼が多い。
- 若年発症ほど再脱臼しやすい。
- 合併しやすい神経障害は腋窩神経麻痺である。