118F25|第118回 医師国家試験 過去問
脳・精神・感覚器・皮膚精神科精神保健福祉・法制度
知覚の障害でないのはどれか。
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正解: e
正解
e 連合弛緩
考え方
この問題は、知覚の障害 と 思考の障害 を区別できるかがポイントです。
知覚の障害には、刺激がないのに感じる 幻覚 が含まれます。
これに対して 連合弛緩 は、思考のまとまりが悪くなる 思考障害 です。
知覚の障害に含まれるもの
a 幻嗅
においの幻覚です。
知覚障害に含まれます。
b 幻視
見えないものが見える視覚の幻覚です。
知覚障害です。
c 思考化声
自分の思考が声として聞こえる体験で、幻聴の一種として扱います。
これも知覚障害に含まれます。
d 体感幻覚
皮膚や体内に異常感覚があるように感じる幻覚です。
知覚障害です。
連合弛緩とは
連合弛緩 は、観念どうしのつながりが弱くなり、話の流れがまとまらなくなる状態です。
したがって、これは 思考障害 であって、知覚障害ではありません。
ひっかけポイント
c の 思考化声 は、名前に「思考」が入るため思考障害に見えやすいですが、実際には 声として聞こえる ので知覚障害です。
ここが典型的なひっかけです。
覚えるポイント
- 幻嗅、幻視、体感幻覚、思考化声 → 知覚障害
- 連合弛緩 → 思考障害
と整理すると解きやすいです。