117E19|第117回 医師国家試験 過去問
社会医学・医療システム公衆衛生生活習慣・健康づくり
食事摂取基準の指標の概念図を別に示す。 ほとんどの人が1日の必要量を満たすと推定される1日の摂取量(推奨量)はどれか。
解答・解説を見る
正解: b
正解
b B
推奨量とは何か
食事摂取基準における推奨量、RDAは、ほとんどの健常者が1日の必要量を満たすと考えられる摂取量です。
一般に、集団の97〜98%程度をカバーする量として設定されます。
この問題では、概念図の中で推奨量に相当するのがBです。
関連する指標の整理
食事摂取基準では、似た言葉が多いため整理が重要です。
推定平均必要量
集団の半数、約50%の人で必要量を満たす量です。
推奨量より低い位置にあります。
推奨量
ほとんどの人で必要量を満たす量です。
推定平均必要量より高く設定されます。
目安量
推定平均必要量や推奨量を設定できない場合に用いられる指標です。
耐容上限量
過剰摂取による健康障害を起こさないと考えられる上限量です。
この問題の判断軸
「ほとんどの人が必要量を満たす」という表現を見たら、まず推奨量を選びます。
推定平均必要量と混同しやすいので注意が必要です。
- 推定平均必要量
半数を満たす量 - 推奨量
ほとんど全員を満たす量
ひっかけポイント
栄養の指標問題では、数値そのものよりも誰をどの程度カバーする指標かを理解することが大切です。
「ほとんどの人」という表現は、推奨量を示す重要なキーワードです。
覚えるポイント
- 推定平均必要量は約50%
- 推奨量は約97〜98%
- この問題では B が推奨量
指標の意味を言葉で覚えておくと、図の問題でも対応しやすくなります。