117E10|第117回 医師国家試験 過去問
社会医学・医療システム公衆衛生生活習慣・健康づくり
生活習慣の改善で発症予防が期待できる疾患はどれか。
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正解: a
正解
a 歯周病
病態の整理
生活習慣の改善で発症予防が期待できる代表的疾患の一つが歯周病です。
歯周病は、口腔内衛生不良、喫煙、不適切な食習慣、定期的な歯科受診不足などと関係が深く、日常生活の見直しが予防に直結します。
具体的には、次のような介入が重要です。
- 適切な歯みがき
- 歯間清掃
- 定期的な歯科受診
- 喫煙中止
- 口腔衛生への意識づけ
なぜほかは選ばないのか
ほかの選択肢は、生活習慣の改善だけで発症予防できる疾患とはいえません。
各選択肢の整理
a 歯周病
正しいです。口腔ケアや禁煙など、生活習慣の改善で予防が期待できます。b 1型糖尿病
自己免疫機序が中心であり、一般的な生活習慣改善による一次予防は期待しにくいです。c 悪性リンパ腫
生活習慣による発症予防が明確に確立している疾患ではありません。d 急性骨髄性白血病
生活習慣の改善で発症予防を図るタイプの疾患ではありません。e 原発性アルドステロン症
副腎腺腫や過形成などが原因で、生活習慣病とは異なります。
国試での判断軸
「生活習慣で予防できるか」を問う問題では、
毎日の行動変容が発症リスクに直結する疾患か
を考えると選びやすくなります。
この観点では、歯周病は典型的です。
覚えるポイント
- 歯周病は予防可能性が高い
- 予防の基本は口腔清掃と禁煙
- ほかの選択肢は生活習慣だけで一次予防する病気ではない
したがって、正解は a 歯周病 です。