117C29|第117回 医師国家試験 過去問
社会医学・医療システム公衆衛生疫学・保健統計
我が国の主要死因別にみた死亡率(人口10万対)の推移を別に示す。 Aはどれか。

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正解: c
正解
c 老衰
解説
主要死因別の死亡率の推移で、近年とくに目立って増加しているものとして押さえるべきなのが老衰である。
高齢化の進行に伴い、老衰による死亡率は近年大きく上昇している。
したがって、グラフAに対応するのは 老衰 と判断する。
他の選択肢との比較
a 自殺
自殺は年による変動はあるが、老衰のように一貫して大きく増えるパターンとは異なる。b 肺炎
肺炎は高齢者で重要な死因だが、近年は老衰ほど単純な増加曲線ではない。c 老衰
正しい。高齢化を反映して近年の増加が目立つ。d 肝疾患
肝疾患死亡率は、老衰のような著明な増加傾向は示しにくい。e 不慮の事故
不慮の事故は変動があっても、老衰のような顕著な上昇を示す死因ではない。
ひっかけポイント
グラフ問題では、死因ごとの長期推移の特徴を知っていると判断しやすい。
- 老衰 = 近年増加が目立つ
- 自殺 = 一時期高値、その後変動
- 肺炎 = 高齢者で多いが推移は別パターン
覚えるポイント
主要死因の年次推移では、近年顕著に増えているのは老衰という点を押さえておく。