117C2|第117回 医師国家試験 過去問
総合診療・救急・ケア老年医学ADL・介護保険・地域包括ケア
地域包括ケアについて誤っているのはどれか。
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正解: a
正解
a 二次医療圏単位で構築される。
解説
地域包括ケアシステムは、高齢者が住み慣れた地域で自分らしい生活を続けられるように、住まい、医療、介護、予防、生活支援を一体的に提供する仕組みである。
このシステムは、原則として市町村が中心となって整備し、実際の生活圏としてはおおむね日常生活圏域を単位として考える。
したがって、二次医療圏単位で構築されるという記載は誤りである。
各選択肢の検討
a 二次医療圏単位で構築される。
誤りである。地域包括ケアの基本単位は、二次医療圏ではなく、市町村や日常生活圏域である。b 生活支援サービスを中核とした包括的ケアである。
正しい。医療や介護だけでなく、日常生活を支える生活支援も重要な柱である。c 介護保険事業計画の策定によりシステムとして構築する。
正しい。市町村が介護保険事業計画を策定し、地域の実情に応じて整備していく。d 高齢者の尊厳の保持と自立生活の支援を目的としている。
正しい。地域包括ケアの目的そのものである。e 地域ケア会議で個別課題の支援を通じた地域の課題把握を行う。
正しい。個別事例の検討を通して、地域の課題を見いだし、支援体制の改善につなげる。
覚えるポイント
地域包括ケアは、二次医療圏ではなく、市町村、日常生活圏域を基本に構築される。
国試では、医療圏と生活圏を混同しないことが大切である。