117A4第117回 医師国家試験 過去問

内科系呼吸器肺炎・抗酸菌・呼吸器感染

急性好酸球性肺炎について誤っているのはどれか。

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正解: d

正解

d 片側性すりガラス陰影

疾患の基本

急性好酸球性肺炎は、喫煙開始や喫煙量増加、薬剤などを契機に急性発症し、発熱、咳、呼吸困難を示します。
画像では、両側性のびまん性すりガラス陰影が典型です。

各選択肢の検討

a 胸水貯留

正しい記載です。
急性好酸球性肺炎では胸水を伴うことがあります。

b IL-5上昇

正しい記載です。
IL-5 は好酸球の分化、活性化に関わるサイトカインであり、この病態に関連します。

c 末梢血好酸球数正常

正しい記載です。
発症早期には末梢血好酸球が正常のこともあるため、ここは重要なひっかけです。
末梢血好酸球が正常でも否定できません。

d 片側性すりガラス陰影

誤りです。
典型像は両側性であり、片側性は急性好酸球性肺炎の代表的所見ではありません。

e 気管支肺胞洗浄液中の好酸球数増加

正しい記載です。
診断では、BALで好酸球増加を確認することが重要です。

ひっかけポイント

この問題では、末梢血好酸球が正常でもよいことを知らないと迷いやすくなります。
急性好酸球性肺炎では、血液よりもBAL所見のほうが診断的価値が高いと考えます。

まとめ

誤っているのは、d 片側性すりガラス陰影です。
急性好酸球性肺炎の典型画像は、両側性びまん性すりガラス陰影です。

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