116E19|第116回 医師国家試験 過去問
総合診療・救急・ケア総合診療基本手技・処置
静脈採血の合併症として最も起こる可能性が低いのはどれか。
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正解: c
正解
c 横紋筋融解症
解説
静脈採血でみられる代表的な合併症は、
血管迷走神経反射、皮下血腫、神経損傷、消毒薬アレルギーなどです。
これに対して横紋筋融解症は、通常の静脈採血で起こることはきわめてまれであり、最も起こる可能性が低いといえます。
各選択肢の検討
a 消毒薬に対するアレルギー反応
起こりえます。接触皮膚炎やアレルギー反応の原因になります。b 血管迷走神経反射
起こりえます。採血時の痛みや緊張で、気分不良、徐脈、血圧低下をきたします。c 横紋筋融解症
最も起こる可能性が低いです。通常の静脈採血の合併症としては考えにくい病態です。d 神経損傷
起こりえます。穿刺部位によっては神経障害を生じます。e 皮下血腫
起こりえます。採血後の圧迫不十分などで比較的よくみられます。
覚えるポイント
静脈採血の合併症としてまず覚えるのは、
迷走神経反射、皮下血腫、神経損傷、消毒薬アレルギーです。
横紋筋融解症は通常想定しません。