115A11|第115回 医師国家試験 過去問
脳・精神・感覚器・皮膚脳神経内科てんかん・頭痛
急性期の群発頭痛の治療はどれか。2つ選べ。
2つ選択
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正解: a・d
正解
- a 純酸素吸入
- d トリプタン皮下注
解説
群発頭痛は、片側眼窩部から側頭部にかけての非常に強い痛みが、短時間のうちに反復する一次性頭痛です。発作は立ち上がりが速いため、急性期にはすぐ効く治療を選ぶことが重要です。
その代表が、純酸素吸入とトリプタン皮下注です。
なぜこの2つか
純酸素吸入
高流量の酸素吸入で発作が速やかに軽快することがあります。群発頭痛の急性期治療として頻出です。トリプタン皮下注
群発頭痛は発作持続時間が短く、内服では効果発現が間に合いにくいことがあります。皮下注は速効性があり、急性期に適しています。
各選択肢の検討
a 純酸素吸入
適切です。急性期治療の基本です。b NSAID内服
不適切です。発作が急激に起こる群発頭痛では、内服NSAIDsは効果発現が遅く、十分な効果を得にくいです。c バルプロ酸内服
不適切です。急性発作を止める薬ではありません。少なくとも急性期の第一選択ではありません。d トリプタン皮下注
適切です。速効性があり、急性期の代表的治療です。e 三環系抗うつ薬内服
不適切です。慢性疼痛や他の頭痛で使われることはありますが、急性期群発頭痛の標準治療ではありません。
覚えるポイント
- 群発頭痛の急性期は、純酸素吸入とトリプタン皮下注です。
- 群発頭痛は発作が短く激しいため、内服薬より速効性治療が重要です。