34PM96|第34回 柔道整復師国家試験 過去問
柔道整復理論・外傷学軟部組織損傷投球・肩肘障害
上腕骨内側上顆炎に関与するのはどれか。
解答・解説を見る
正解: 3
正答
3
この問題のポイント
この問題では、上腕骨内側上顆炎に関与する筋が問われています。
上腕骨内側上顆は、前腕屈筋群・回内筋群の共通起始部として重要です。
解説
上腕骨内側上顆炎は、いわゆるゴルフ肘とも呼ばれます。手関節屈曲や前腕回内を繰り返すことで、上腕骨内側上顆に付着する筋腱に負荷がかかり、疼痛を生じます。
関与する筋には、円回内筋、橈側手根屈筋、長掌筋、尺側手根屈筋、浅指屈筋などがあります。
選択肢の中では、尺側手根屈筋が上腕骨内側上顆炎に関与する筋として正しいです。
鑑別のポイント
内側上顆炎は手関節屈曲・前腕回内で疼痛が出やすく、外側上顆炎は手関節伸展で疼痛が出やすいと整理します。
選択肢の確認
1.上腕二頭筋
誤り。
上腕二頭筋は肘関節屈曲と前腕回外に働き、主に肩甲骨から橈骨粗面に付着します。上腕骨内側上顆炎の主な関与筋ではありません。
2.長母指伸筋
誤り。
長母指伸筋は母指伸展に働き、橈骨神経系の筋です。上腕骨内側上顆の屈筋群起始部とは関係しません。
3.尺側手根屈筋
正しい。
尺側手根屈筋は上腕骨内側上顆から起始する前腕屈筋群の1つです。上腕骨内側上顆炎に関与します。
4.回外筋
誤り。
回外筋は前腕回外に働き、外側上顆周囲と関係します。内側上顆炎の主な関与筋ではありません。
覚えるポイント
- 上腕骨内側上顆炎は前腕屈筋群・回内筋群の障害。
- 関与筋に尺側手根屈筋が含まれる。
- 内側上顆炎はゴルフ肘として重要。
- 外側上顆炎は手関節伸筋群の障害として区別する。