34PM60|第34回 柔道整復師国家試験 過去問
病理学・一般臨床医学代謝・内分泌・膠原病膠原病・骨代謝
骨粗鬆症で誤っているのはどれか。
解答・解説を見る
正解: 1
正答
1
この問題のポイント
この問題では、骨粗鬆症の骨脆弱性骨折、評価、治療について問われています。
「誤っているのはどれか」なので、正答選択肢は記述として誤っているものです。
解説
骨粗鬆症は、骨量の低下と骨質の劣化により骨がもろくなり、骨折しやすくなる疾患です。高齢者、特に閉経後女性で重要です。
骨脆弱性骨折として代表的なのは、脊椎椎体骨折、大腿骨近位部骨折、橈骨遠位端骨折、上腕骨近位端骨折などです。橈骨骨幹部骨折は代表的な骨脆弱性骨折としては扱いません。
治療では、薬物療法に加えて、栄養、運動、転倒予防などの生活指導が重要です。薬物療法には、ビスホスホネート、活性型ビタミンD、ビタミンK、選択的エストロゲン受容体調節薬などがあります。
ひっかけポイント
橈骨で骨脆弱性骨折として重要なのは「遠位端」です。「橈骨骨幹部」と取り違えないようにします。
選択肢の確認
1.橈骨骨幹部骨折は骨脆弱性骨折である。
正答。記述としては誤り。
骨粗鬆症で代表的な骨脆弱性骨折は橈骨遠位端骨折です。橈骨骨幹部骨折は代表的な骨脆弱性骨折としては扱いません。
2.治療薬としてビタミンKがある。
記述としては正しい。
骨粗鬆症の治療薬にはビタミンK製剤が用いられることがあります。骨形成や骨質に関係する薬剤として押さえます。
3.骨萎縮度は腰椎エックス線側面像で判定する。
記述としては正しい。
骨萎縮度の判定では、腰椎エックス線側面像などで椎体の骨萎縮や変形を確認します。骨粗鬆症評価の基本事項として正しい記述です。
4.治療上重要なのは生活指導である。
記述としては正しい。
骨粗鬆症では薬物療法だけでなく、食事、運動、日光曝露、転倒予防などの生活指導が重要です。骨折予防につながります。
覚えるポイント
- 骨脆弱性骨折の代表は椎体、大腿骨近位部、橈骨遠位端、上腕骨近位端。
- 橈骨骨幹部骨折は代表的な骨脆弱性骨折ではない。
- 治療薬にはビタミンKなどがある。
- 骨粗鬆症では薬物療法に加え、運動、栄養、転倒予防の生活指導が重要。