34PM53|第34回 柔道整復師国家試験 過去問
病理学・一般臨床医学外科・救急・麻酔心肺蘇生・救急対応
胸骨圧迫心臓マッサージで正しいのはどれか。2つ選べ。
2つ選択
解答・解説を見る
正解: 1・3
正答
1、3
この問題のポイント
この問題では、一次救命処置における胸骨圧迫の基本が問われています。
胸骨圧迫では、圧迫部位、姿勢、テンポ、開始のタイミングを正確に押さえます。
解説
胸骨圧迫では、圧迫する人の肘を伸ばし、肩が手の真上にくるようにして、上半身の体重を使って垂直に圧迫します。肘が曲がると十分な深さで圧迫しにくく、疲労もしやすくなります。
圧迫部位は、成人では胸骨の下半分が基本です。目安として、左右の乳頭を結ぶ線の中央付近を圧迫部位として覚えます。
現在の救命処置では、反応と正常な呼吸がなければ、通報とAED手配を行い、胸骨圧迫をすみやかに開始します。圧迫テンポは80回/分では遅く、一般に100〜120回/分が目安です。
施術現場での注意点
心停止を疑う場面では、完璧な診断を待たず、すぐに応援要請、119番通報、AED手配、胸骨圧迫を開始することが重要です。
選択肢の確認
1.肘はまっすぐに伸ばして圧迫する。
正しい。
胸骨圧迫では肘を伸ばし、上半身の体重を使って垂直に圧迫します。十分な圧迫の深さを保つために重要です。
2.気道確保の後に開始する。
誤り。
胸骨圧迫は、心停止を疑ったらすみやかに開始します。気道確保に時間をかけて胸骨圧迫の開始が遅れることは避けます。
3.胸骨圧迫部位は左右の乳頭を結ぶ線の真ん中である。
正しい。
成人では胸骨下半分を圧迫します。左右の乳頭を結ぶ線の中央付近は、胸骨圧迫部位の目安として用いられます。
4.80回/分のテンポで圧迫する。
誤り。
80回/分では遅すぎます。胸骨圧迫のテンポは一般に100〜120回/分を目安にします。
覚えるポイント
- 胸骨圧迫は肘を伸ばして行う。
- 圧迫部位は胸骨下半分、目安は左右乳頭線の中央付近。
- 圧迫テンポは100〜120回/分。
- 心停止を疑ったら、胸骨圧迫をすみやかに開始する。