33PM88|第33回 柔道整復師国家試験 過去問
柔道整復理論・外傷学脱臼・手指手関節・手根骨脱臼
フォーク状変形を呈するのはどれか。
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正解: 3
正答
3.橈骨手根関節背側脱臼
この問題のポイント
フォーク状変形は、手関節部で遠位部が背側へ転位してみえる変形です。
代表的にはコーレス骨折で有名ですが、選択肢の中では、手根骨が橈骨に対して背側へ脱臼する橈骨手根関節背側脱臼が最も適切です。
解説
フォーク状変形は、側方から見たときに手関節周囲が食器のフォークのように変形する所見です。
遠位部が背側に転位することで、手関節背側が突出してみえます。
コーレス骨折では遠位骨片が背側へ転位するため、フォーク状変形が典型的です。
この問題ではコーレス骨折が選択肢にありません。
橈骨手根関節背側脱臼では、手根骨全体が橈骨に対して背側へ転位するため、コーレス骨折に類似したフォーク状変形を呈します。
スミス骨折は、コーレス骨折とは逆に遠位骨片が掌側へ転位するため、スコップ状変形を呈します。
掌側バートン骨折も掌側転位を伴うため、フォーク状変形とは異なります。
選択肢の確認
1.スミス骨折
誤り。
スミス骨折は遠位骨片が掌側へ転位し、スコップ状変形を呈します。
2.遠位橈尺関節背側脱臼
誤り。
遠位橈尺関節の脱臼であり、手関節全体のフォーク状変形としては橈骨手根関節背側脱臼が適切です。
3.橈骨手根関節背側脱臼
正しい。
手根骨が背側へ転位し、フォーク状変形を呈します。
4.掌側バートン骨折
誤り。
掌側バートン骨折では掌側転位が主体で、フォーク状変形とは異なります。
覚えるポイント
- フォーク状変形は背側転位でみられる。
- コーレス骨折で有名。
- 選択肢にコーレス骨折がない場合、背側転位するものを選ぶ。
- 橈骨手根関節背側脱臼はフォーク状変形を呈する。
- スミス骨折は掌側転位でスコップ状変形。