33PM63|第33回 柔道整復師国家試験 過去問
病理学・一般臨床医学循環器・呼吸器高血圧・虚血性心疾患・血管疾患
深部静脈血栓症でみられるのはどれか。
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正解: 4
正答
4.ホーマンズ徴候
この問題のポイント
深部静脈血栓症〈DVT〉では、下肢の深部静脈に血栓が形成されます。
代表的な所見として、下腿腫脹、疼痛、熱感、圧痛、そしてホーマンズ徴候があります。
解説
深部静脈血栓症は、長期臥床、手術後、外傷後、悪性腫瘍、妊娠、脱水、血栓性素因などで発症リスクが高まります。
下肢の静脈に血栓ができると、静脈還流が妨げられ、腫脹や疼痛を生じます。
ホーマンズ徴候は、膝を伸展した状態で足関節を背屈させたときに、腓腹部痛が誘発される所見です。
ただし、ホーマンズ徴候は感度・特異度が高い検査ではないため、実際には超音波検査やDダイマーなどを組み合わせて診断します。
足爪の変形は慢性の末梢循環障害や爪疾患でみられることがあります。
チアノーゼは重度の循環障害や低酸素でみられることがありますが、DVTの代表的所見としてはホーマンズ徴候が適切です。
上下肢の血圧差は大動脈疾患や血管狭窄などで問題になります。
選択肢の確認
1.足爪の変形
誤り。
足爪の変形はDVTの代表的所見ではありません。
2.チアノーゼ
誤り。
重症例で色調変化が起こることはありますが、DVTの代表的検査所見としてはホーマンズ徴候が適切です。
3.上下肢の血圧差
誤り。
上下肢の血圧差は大動脈縮窄や血管狭窄などで問題になります。DVTの代表所見ではありません。
4.ホーマンズ徴候
正しい。
足関節背屈で腓腹部痛が誘発される所見で、DVTでみられることがあります。
覚えるポイント
- DVTは深部静脈に血栓ができる疾患。
- 下肢腫脹、疼痛、熱感、圧痛を確認する。
- ホーマンズ徴候は足関節背屈で腓腹部痛。
- DVTは肺塞栓症の原因になる。
- 確定には超音波検査などが重要。