33AM6|第33回 柔道整復師国家試験 過去問
柔道整復理論・外傷学骨折各論鎖骨骨折
定型的鎖骨骨折の坐位整復法で第2助手が行うのはどれか。
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正解: 2
正答
2.患者の顔色の変化をみる。
この問題のポイント
坐位整復法では、術者と助手がそれぞれ役割を分担します。
第2助手の重要な役割は、整復操作中の患者の状態を観察することです。
特に、疼痛や緊張による気分不快、顔面蒼白、冷汗、失神などに注意し、患者の顔色の変化を確認します。
解説
鎖骨骨折の整復では、疼痛や不安によって患者が気分不快を訴えたり、顔面蒼白、冷汗、めまいなどを起こすことがあります。
術者は骨折部の整復操作に集中し、第1助手は肩部の牽引などを担当します。
そのため、第2助手は患者の表情、顔色、冷汗、気分不快の有無などを観察し、安全に整復が行われているかを確認します。
異常があれば、術者にすぐ伝えることが重要です。
したがって、定型的鎖骨骨折の坐位整復法で第2助手が行うのは、患者の顔色の変化をみることです。
選択肢の確認
1.骨折部に直圧を加える。
誤り。
骨折部への直圧や整復操作は、主に術者が行います。
2.患者の顔色の変化をみる。
正しい。
第2助手は患者の全身状態、顔色、気分不快、冷汗などを観察します。
3.患者の胸郭を拡大させる。
誤り。
肩部を後方へ引いて胸を張るような肢位を作る操作は、第1助手の牽引操作と関連します。第2助手の主な役割ではありません。
4.患側の前腕と手指を保持する。
誤り。
患肢の保持は補助として行われることはありますが、坐位整復法における第2助手の代表的役割としては、患者の状態観察が重要です。
覚えるポイント
- 坐位整復法では、術者・第1助手・第2助手の役割分担を覚える。
- 第1助手は肩部の牽引に関与する。
- 第2助手は患者の顔色や気分不快など、全身状態を観察する。
- 整復中は疼痛や迷走神経反射による失神にも注意する。