33AM5|第33回 柔道整復師国家試験 過去問
柔道整復理論・外傷学骨折各論鎖骨骨折
定型的鎖骨骨折の固定肢位はどれか。
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正解: 2
正答
2.肩甲骨内転位
この問題のポイント
定型的鎖骨骨折の固定では、肩を後ろへ引いて胸を張るような姿勢を保持します。
つまり、固定肢位として重要なのは肩甲骨内転位です。
解説
鎖骨は、胸骨と肩甲帯をつなぐ支柱の役割をしています。
定型的鎖骨骨折では、上肢の重みによって肩が下がり、遠位骨片が下方・内方・前方へ転位しやすくなります。
そのため、固定では肩甲骨を内転させ、両肩を後方へ引くことで、鎖骨の短縮や前方転位を防ぎます。
臨床的には、鎖骨バンドや8字包帯などで肩甲骨内転位を保つ固定が行われます。
したがって、定型的鎖骨骨折の固定肢位として正しいのは肩甲骨内転位です。
選択肢の確認
1.肩甲骨下垂位
誤り。
肩甲骨が下がると、上肢の重みにより遠位骨片の下方転位を助長する可能性があります。
2.肩甲骨内転位
正しい。
肩甲骨を内転させて肩を後方へ引くことで、鎖骨の短縮や転位を抑えます。定型的鎖骨骨折の固定肢位として適切です。
3.肩関節外旋位
誤り。
肩関節外旋位は、鎖骨骨折の固定で最も重要な肢位ではありません。
4.肩関節外転位
誤り。
肩関節外転位は、定型的鎖骨骨折の固定肢位としては不適切です。肩甲帯を後方へ引くことが重要です。
覚えるポイント
- 鎖骨骨折の固定は、胸を張って肩を後ろへ引くイメージ。
- 固定肢位は肩甲骨内転位。
- 肩甲骨下垂位は遠位骨片の下方転位を助長しやすい。