32AM101|第32回 柔道整復師国家試験 過去問
生理学・運動学呼吸・腎・消化・代謝水・電解質・代謝・体温
バゾプレッシン分泌を抑制するのはどれか。
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正解: 4
正答
4
この問題のポイント
バゾプレッシンは、抗利尿ホルモンとも呼ばれます。
分泌を促進するのは、血漿浸透圧の上昇や循環血液量の減少です。反対に、血漿浸透圧が低下すると分泌は抑制されます。
解説
バゾプレッシンは視床下部でつくられ、下垂体後葉から分泌されます。
主な作用は、腎臓の集合管で水の再吸収を増やし、尿量を減らすことです。体内の水分を保持する方向に働きます。
大量の発汗や塩分摂取の増加では血漿浸透圧が上がりやすくなり、バゾプレッシン分泌は促進されます。循環血液量が減少した場合も、水分を保持する必要があるため分泌が促進されます。
血漿浸透圧が低下している場合は、体内の水分が相対的に多い状態なので、バゾプレッシン分泌は抑制されます。
生理で見るポイント
バゾプレッシンは「水を体に残すホルモン」です。血が濃いと増え、血が薄いと減る、と考えると整理しやすいです。
選択肢の確認
1.大量の発汗
誤り。
大量の発汗では体内の水分が失われ、血漿浸透圧が上がりやすくなります。水分を保持するため、バゾプレッシン分泌は促進されます。
2.塩分摂取の増加
誤り。
塩分摂取が増えると血漿浸透圧が上昇しやすくなります。その結果、バゾプレッシン分泌は促進されます。
3.循環血液量の減少
誤り。
循環血液量が減少すると、体は水分を保持しようとします。バゾプレッシン分泌は促進されます。
4.血漿浸透圧の低下
正しい。
血漿浸透圧が低下すると、体内の水分が相対的に多い状態と判断されます。そのため、バゾプレッシン分泌は抑制され、水の再吸収が減ります。
覚えるポイント
- バゾプレッシンは抗利尿ホルモン。
- 腎集合管で水再吸収を促進する。
- 血漿浸透圧上昇で分泌促進。
- 循環血液量減少で分泌促進。
- 血漿浸透圧低下で分泌抑制。