119D037|第119回 歯科医師国家試験 過去問
全身管理医学・全身疾患
心電図検査が診断に必要なのはどれか。3 つ選べ。
3つ選択
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正解: a・b・c
正答
a、b、c
この問題のポイント
心電図は、電気的興奮伝導の異常であるWPW症候群と洞不全症候群、虚血性変化を示す急性冠症候群の診断に必要です。
解説
心電図は心拍数、リズム、刺激伝導、心筋虚血などを評価します。
WPW症候群では副伝導路による短いPR間隔やデルタ波などを確認します。洞不全症候群では洞性徐脈、洞停止、洞房ブロック、徐脈頻脈症候群などを記録します。急性冠症候群ではST上昇・低下、T波変化などを症状や心筋マーカーと合わせて評価します。
仰臥位低血圧症候群は体位と血圧変化が中心で、Stevens-Johnson症候群は皮膚粘膜障害の臨床診断が中心です。
選択肢の確認
a.WPW 症候群
正しい。
WPW症候群は副伝導路による心室早期興奮を心電図で確認するため、診断に心電図が必要です。
b.急性冠症候群
正しい。
急性冠症候群では虚血性ST-T変化や不整脈を評価するため、12誘導心電図が重要です。
c.洞不全症候群
正しい。
洞不全症候群では洞性徐脈、洞停止、洞房ブロックなどを心電図で確認します。
d.仰臥位低血圧症候群
誤り。
仰臥位低血圧症候群は仰臥位での大静脈圧迫と血圧低下を評価する病態で、心電図が診断の中心ではありません。
e.Stevens-Johnson 症候群
誤り。
Stevens-Johnson症候群は薬剤などに関連する重篤な皮膚粘膜障害で、心電図によって診断しません。
覚えるポイント
- WPWではデルタ波、短いPR間隔を確認します。
- 急性冠症候群では12誘導心電図を迅速に記録します。
- 洞不全症候群は徐脈・洞停止などのリズム異常です。