117A023|第117回 歯科医師国家試験 過去問
全身管理医学・全身疾患
集団の代表値に平均値を用いることができるのはどれか。2 つ選べ。
2つ選択
解答・解説を見る
正解: b・e
正答
b、e
この問題のポイント
平均値は、数値として量的な意味をもち、加減乗除が妥当な間隔尺度・比例尺度のデータに用います。
解説
年齢やDMF歯数は数量データで、合計を人数で割った平均値に意味があります。一方、性別や血液型は名義尺度であり、数字を割り当てても大小や差に数量的意味はありません。
要介護度は順序尺度です。順序はありますが、要介護1と2の差が要介護4と5の差と同じとは限らないため、代表値には中央値や最頻値を用いるのが基本です。
選択肢の確認
a.性 別
誤り。
性別は名義尺度で、カテゴリーを区別するだけなので平均値は意味をもちません。
b.年 齢
正しい。
年齢は量的変数で、平均年齢を計算できます。
c.血液型
誤り。
血液型は名義尺度であり、平均血液型という概念は成立しません。
d.要介護度
誤り。
要介護度は順序尺度です。順序はありますが等間隔とは限らないため、平均値の使用は基本的に適しません。
e.DMF 歯数
正しい。
DMF歯数は齲蝕経験歯数を数えた量的データで、集団の平均DMF歯数を求められます。
覚えるポイント
- 名義尺度:最頻値。
- 順序尺度:中央値・最頻値。
- 間隔尺度・比例尺度:平均値を利用できます。