72AM036|第72回 臨床検査技師国家試験 過去問
敗血症マーカーはどれか。
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正解: 5
正答
5
この問題のポイント
各臓器障害マーカーのうち、細菌性敗血症で上昇する項目を選びます。
解説
プロカルシトニン〈PCT〉はカルシトニンの前駆体で、重症細菌感染症や敗血症で全身の多くの組織から産生され、血中濃度が上昇します。細菌性敗血症の補助診断、重症度評価、抗菌薬治療の経過判断などに用いられます。
ただしPCT単独で診断するのではなく、感染巣、臓器障害、血液培養、乳酸値、臨床経過と併せて判断します。
選択肢の確認
1.KL‑6
誤りです。
KL-6は間質性肺炎の活動性評価に用いられる肺胞上皮由来マーカーです。
2.シスタチン C
誤りです。
シスタチンCは糸球体濾過機能を反映する腎機能マーカーです。
3.トロポニン T
誤りです。
トロポニンTは心筋障害を反映します。
4.カルプロテクチン
誤りです。
カルプロテクチンは便中測定で腸管炎症の評価などに用いられます。
5.プロカルシトニン
正しいです。
プロカルシトニンは細菌性重症感染症・敗血症で上昇する代表的マーカーです。
覚えるポイント
- 敗血症マーカーはプロカルシトニンです。
- PCTは細菌感染で上昇しやすいです。
- 診断は臨床所見・培養・乳酸などと総合します。