72AM015第72回 臨床検査技師国家試験 過去問

副甲状腺機能低下症で認められるのはどれか。

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正解: 3

正答

3

この問題のポイント

副甲状腺ホルモン低下による低カルシウム血症の神経筋症状を押さえます。

解説

副甲状腺機能低下症ではPTH作用が低下し、血清カルシウム低値、無機リン高値となります。低カルシウム血症によって神経・筋の興奮性が亢進し、手足のしびれ、筋けいれん、テタニー、Chvostek徴候、Trousseau徴候などがみられます。

尿路結石や病的骨折は、むしろ高カルシウム血症や骨吸収亢進を伴う副甲状腺機能亢進症で問題となります。

選択肢の確認

1.多 尿
誤りです。
多尿は高カルシウム血症による腎濃縮力低下などでみられやすく、副甲状腺機能低下症の代表所見ではありません。

2.抑うつ
誤りです。
抑うつは高カルシウム血症でみられる精神神経症状として知られ、低Ca血症の代表ではありません。

3.テタニー
正しいです。
テタニーは低カルシウム血症による神経筋興奮性亢進の典型症状です。

4.尿路結石
誤りです。
尿路結石は高カルシウム尿症を伴う副甲状腺機能亢進症でみられやすい所見です。

5.病的骨折
誤りです。
病的骨折はPTH過剰による骨吸収亢進で生じ得ます。

覚えるポイント

  • 副甲状腺機能低下症は低Ca・高Pです。
  • 低Ca血症ではテタニー、Chvostek徴候、Trousseau徴候を認めます。
  • 副甲状腺機能亢進症は高Ca、結石、骨病変を来します。
72AM01472AM016
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