71PM036|第71回 臨床検査技師国家試験 過去問
ビタミンで正しいのはどれか。
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正解: 3
正答
3
この問題のポイント
各ビタミンの代表的生理作用と補酵素機能を対応させます。
解説
ビタミンC〈アスコルビン酸〉は、コラーゲン合成過程におけるプロリン・リジン残基の水酸化反応に必要です。欠乏するとコラーゲン形成が障害され、歯肉出血、皮下出血、創傷治癒遅延を伴う壊血病を来します。
血液凝固因子のγ-カルボキシ化にはビタミンK、アミノトランスフェラーゼの補酵素ピリドキサールリン酸にはビタミンB6が必要です。
選択肢の確認
1.ビタミン A は骨形成を促進する。
誤り。
ビタミンAは視覚・上皮分化に重要です。過剰では骨障害を起こし得るため、単純に骨形成を促進するという記述は不適切です。
2.ビタミン B6 はレチノールと結合する。
誤り。
ビタミンB6はピリドキサールリン酸としてアミノ酸代謝に関与します。レチノール結合蛋白と結合するのはビタミンAです。
3.ビタミン C はコラーゲンの生成に関与する。
正しい。
ビタミンCはプロリン・リジン水酸化を介してコラーゲン生成に関与します。
4.ビタミン D は血液凝固因子の生成に必要である。
誤り。
血液凝固因子II、VII、IX、Xなどの生成機能に必要なのはビタミンKです。ビタミンDではありません。
5.ビタミン K はアミノトランスフェラーゼのホロ化に関与する。
誤り。
アミノトランスフェラーゼのホロ酵素化に必要なのはビタミンB6由来のピリドキサールリン酸です。
覚えるポイント
- ビタミンCはコラーゲン合成に必要です。
- ビタミンKは凝固因子のγ-カルボキシ化に必要です。
- ビタミンB6はアミノ基転移酵素の補酵素です。