71PM037|第71回 臨床検査技師国家試験 過去問
分子量で分離するのはどれか。
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正解: 4
正答
4
この問題のポイント
クロマトグラフィの分離原理を、疎水性・吸着・分配・分子ふるい・特異結合に分類します。
解説
**ゲルろ過クロマトグラフィ〈サイズ排除クロマトグラフィ〉**は、多孔性ゲルの孔へ入り込める程度の違いを利用し、分子の大きさ、実質的には流体力学的体積で分離します。大きな分子は孔へ入りにくいため短い経路を通って先に溶出し、小さな分子は孔へ入り込み遅れて溶出します。
蛋白質の分子量推定、脱塩、緩衝液交換などに利用されます。
選択肢の確認
1.逆相クロマトグラフィ
誤り。
逆相クロマトグラフィは主に疎水性の差で分離します。
2.吸着クロマトグラフィ
誤り。
吸着クロマトグラフィは固定相表面への吸着力の差を利用します。
3.分配クロマトグラフィ
誤り。
分配クロマトグラフィは固定相と移動相への分配係数の差を利用します。
4.ゲルろ過クロマトグラフィ
正しい。
ゲルろ過クロマトグラフィは分子サイズの差で分離します。
5.アフィニティクロマトグラフィ
誤り。
アフィニティクロマトグラフィは抗原抗体反応などの特異的結合を利用します。
覚えるポイント
- ゲルろ過は大きい分子が先に溶出します。
- 逆相は疎水性、アフィニティは特異結合です。
- ゲルろ過は脱塩にも利用されます。