71AM054|第71回 臨床検査技師国家試験 過去問
Grocott 染色に用いるのはどれか。 2 つ選べ。
2つ選択
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正解: 1・5
正答
1、5
この問題のポイント
Grocott染色の酸化剤と銀液をPAS反応などの類似染色から区別します。
解説
Grocott染色〈GMS染色〉は真菌壁の多糖類を検出する銀染色です。まずクロム酸で真菌壁の多糖類を酸化してアルデヒド基を生じさせ、その後メセナミン銀を還元して真菌を黒色に描出します。背景は淡緑色などに対比染色されます。
PAS反応では過ヨウ素酸を用います。Grocott染色とPAS反応はどちらも真菌検出に有用ですが、酸化剤と発色原理を混同しないことが大切です。
選択肢の確認
1.クロム酸
正しい。
クロム酸はGrocott染色の酸化剤として用いられます。
2.シュウ酸
誤り。
シュウ酸はGrocott染色の標準的な主要試薬ではありません。
3.過ヨウ素酸
誤り。
過ヨウ素酸はPAS反応の酸化剤として代表的で、Grocott染色の主たる酸化剤ではありません。
4.アンモニア銀
誤り。
アンモニア銀は他の銀染色で用いられますが、Grocott染色で用いる銀液はメセナミン銀です。
5.メセナミン銀
正しい。
メセナミン銀はGrocott染色の銀液として用いられ、真菌を黒色に染めます。
覚えるポイント
- Grocott染色はクロム酸とメセナミン銀です。
- 真菌は黒色に染まります。
- PAS反応の酸化剤は過ヨウ素酸です。