70PM087|第70回 臨床検査技師国家試験 過去問
血小板製剤で正しいのはどれか。 2 つ選べ。
2つ選択
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正解: 2・4
正答
2、4
この問題のポイント
血小板製剤の保存条件、品質確認、放射線照射、有効期間を整理します。
解説
血小板は低温で機能が低下するため、血小板製剤は通常、20〜24℃で持続的に振盪保存します。使用前に一律に加温する製剤ではありません。
製剤を光にかざしてゆっくり動かしたときに見える渦巻き状の外観をスワーリングといいます。これは血小板が円盤状の形態を保っていることを反映する、簡便な品質確認所見です。また、輸血後移植片対宿主病〈TA-GVHD〉の予防のため、血小板製剤には放射線照射を行います。
第70回試験が実施された2024年時点では、濃厚血小板製剤の有効期間は採血後4日間であり、7日間ではありません。なお、細菌スクリーニングを導入した濃厚血小板製剤は2025年7月30日から採血後6日間へ延長されているため、出題時点の制度と現在の運用を区別します。
選択肢の確認
1.使用前に加温する。
誤り。
血小板製剤は通常、使用前に加温しません。低温保存も避け、20〜24℃で管理します。
2.放射線を照射する。
正しい。
血小板製剤への放射線照射は、供血者リンパ球によるTA-GVHDを予防するために行われます。
3.暗所で静置保存する。
誤り。
血小板製剤は静置ではなく、20〜24℃で持続的に振盪保存します。
4.スワーリングが観察される。
正しい。
良好な血小板製剤では、光にかざして揺らすとスワーリングが観察されます。
5.有効期間は採血後 7 日間である。
誤り。
第70回試験の出題時点では有効期間は採血後4日間で、7日間ではありません。現在の細菌スクリーニング済み濃厚血小板製剤も6日間であり、7日間ではありません。
覚えるポイント
- 血小板製剤は20〜24℃で振盪保存します。
- スワーリングは血小板形態の良好さを反映します。
- 有効期間は出題時点と現在で変更があるため、年度を区別します。