70PM086|第70回 臨床検査技師国家試験 過去問
腫瘍マーカーと疾患の組合せで正しいのはどれか。
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正解: 5
正答
5
この問題のポイント
代表的な腫瘍マーカーと関連腫瘍の組合せを確認します。
解説
腫瘍マーカーは単独でがんを確定診断するものではなく、臨床所見や画像診断と組み合わせて、治療効果判定や再発・経過観察などに用います。
**ProGRP〈ガストリン放出ペプチド前駆体〉**は肺小細胞癌に比較的特異性の高い腫瘍マーカーです。肺小細胞癌ではNSEも用いられます。腎機能低下ではProGRPが高値となることがあるため、検査値を解釈するときは腎機能も確認します。
ほかの代表的な対応は、AFP・PIVKA-Ⅱと肝細胞癌、CA125と卵巣癌、CA15-3と乳癌です。
選択肢の確認
1.AFP 大腸癌
誤り。
AFPは肝細胞癌や卵黄囊腫瘍などで上昇し、大腸癌の代表的マーカーではありません。
2.CA125 乳 癌
誤り。
CA125は卵巣癌、特に上皮性卵巣癌で用いられます。乳癌の代表はCA15-3などです。
3.CA15‑3 膵 癌
誤り。
CA15-3は乳癌の経過観察などに用いられます。膵癌ではCA19-9などが代表です。
4.PIVKA‑Ⅱ 卵巣癌
誤り。
PIVKA-Ⅱは肝細胞癌で用いられるマーカーで、卵巣癌との組合せではありません。
5.ProGRP 肺小細胞癌
正しい。
ProGRPは肺小細胞癌の代表的腫瘍マーカーであり、正しい組合せです。
覚えるポイント
- ProGRP・NSEは肺小細胞癌です。
- AFP・PIVKA-Ⅱは肝細胞癌です。
- CA125は卵巣癌、CA15-3は乳癌です。