70PM037|第70回 臨床検査技師国家試験 過去問
過剰症を起こすビタミンはどれか。 2 つ選べ。
2つ選択
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正解: 2・5
正答
2、5
この問題のポイント
脂溶性ビタミンは体内に蓄積しやすく、過剰症を起こしやすいことを理解します。
解説
脂溶性ビタミンA、D、E、Kは体内に蓄積しやすく、水溶性ビタミンより過剰症を起こしやすいです。選択肢ではビタミンAのレチノールと、ビタミンDのカルシフェロールが該当します。
ビタミンA過剰では頭痛、肝障害、皮膚症状、催奇形性など、ビタミンD過剰では高Ca血症、腎障害、異所性石灰化などを生じます。サプリメントや医薬品の重複摂取にも注意します。
覚え方
脂溶性はA・D・E・Kです。本問では代表的な過剰症を起こすAとDを選びます。
選択肢の確認
1.チアミン
誤り。
チアミンは水溶性ビタミンB1で、通常は体内に大量蓄積せず、典型的な過剰症を起こしにくいです。
2.レチノール
正しい。
レチノールはビタミンAで、脂溶性のため蓄積し、肝障害や催奇形性などの過剰症を起こします。
3.リボフラビン
誤り。
リボフラビンは水溶性ビタミンB2で、典型的な蓄積性過剰症を起こしにくいです。
4.アスコルビン酸
誤り。
アスコルビン酸は水溶性ビタミンCです。大量摂取で副作用はあり得ますが、本問で問う代表的脂溶性ビタミン過剰症ではありません。
5.カルシフェロール
正しい。
カルシフェロールはビタミンDで、過剰により高Ca血症や腎障害を起こします。
覚えるポイント
- 過剰症を起こしやすい代表は脂溶性ビタミンAとDです。
- A過剰は肝障害・催奇形性、D過剰は高Ca血症です。
- 水溶性ビタミンは一般に尿中排泄されやすいです。