70AM037|第70回 臨床検査技師国家試験 過去問
ALP で誤っているのはどれか。
解答・解説を見る
正解: 2
正答
2
この問題のポイント
ALPアイソザイムの由来臓器と、生理的・病的上昇を対応させます。
解説
ALPアイソザイムは、ALP1が高分子型、ALP2が肝型、ALP3が骨型、ALP4が胎盤型、ALP5が小腸型として整理されます。閉塞性黄疸ではALP1・ALP2、成長期ではALP3、妊娠後期ではALP4が上昇します。
ABO血液型や食事の影響を受けるのは小腸型ALPであるALP5です。したがって、ALP2がABO血液型の影響を受けるという記述が誤りです。
選択肢の確認
1.ALP1 は閉塞性黄疸で上昇する。
記述としては正しいです。
ALP1は胆汁うっ滞、とくに閉塞性黄疸で出現・上昇します。
2.ALP2 は ABO 血液型の影響を受ける。
正答。記述としては誤りです。
ABO血液型の影響を受けるのは小腸型のALP5で、ALP2ではありません。
3.ALP3 は小児期に高値を示す。
記述としては正しいです。
ALP3は骨型で、骨形成が盛んな小児期に高値となります。
4.ALP4 は妊娠後期に上昇する。
記述としては正しいです。
ALP4は胎盤型で、妊娠後期に上昇します。
5.ALP5 は食事の影響を受ける。
記述としては正しいです。
ALP5は小腸型で、食事やABO血液型の影響を受けます。
覚えるポイント
- ALP2は肝型、ALP3は骨型、ALP4は胎盤型です。
- ALP5は小腸型で食事・ABO血液型の影響を受けます。
- 閉塞性黄疸ではALP1が重要です。