70AM036|第70回 臨床検査技師国家試験 過去問
血中の半減期が最も長いのはどれか。
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正解: 1
正答
1
この問題のポイント
血中酵素活性の時間推移は、酵素ごとの生物学的半減期で比較します。
解説
選択肢の中ではALTの血中半減期が最も長く、およそ数十時間です。ASTやCK、アミラーゼはそれより短く、病変が収束すると比較的速やかに低下します。
酵素の半減期は、発症時期の推定や経過観察に関係します。ただし、測定値は半減期だけでなく、障害の持続、組織からの放出量、分布、クリアランスにも左右されます。
選択肢の確認
1.ALT
正答。最も適切です。
ALTは血中半減期が約2日前後と比較的長く、選択肢中で最も長いです。
2.AST
この条件では最も適切ではありません。
ASTの半減期はALTより短く、一般に1日未満です。
3.CK
この条件では最も適切ではありません。
CKは比較的速やかに低下し、半減期はALTより短いです。
4.LD5
この条件では最も適切ではありません。
LD5は主に肝・骨格筋由来ですが、選択肢中でALTより半減期が長いとはいえません。
5.α‑アミラーゼ
この条件では最も適切ではありません。
α-アミラーゼは血中から比較的速やかに消失し、半減期は短いです。
覚えるポイント
- ALTはASTより半減期が長いです。
- 酵素値の低下速度は障害の持続にも左右されます。
- 発症後の時間推移と酵素半減期を結び付けます。